南イタリア・ナポリでは死者もでるほど...
芸術の洪水といっても過言でないイタリア。音楽や美術を学ぶために、この国に留学している人も多いだろう。
キリスト教徒が9割のイタリアでは、お正月は1月1日のみ。日本のように三箇日のようなものはない。なので年越しとなる12月31日からカウントダウンが多いに盛り上がるのだ。
【Image:
James and Vilija】
大晩餐会に打ち上げ花火
多くの若者は、“大晦日の大晩餐会(Cenone)”で食べに食べ、スプマンテで乾杯し、花火大会という流れになる。街中が爆竹、打ち上げ花火の大騒音。中には違法の火薬量の花火を売る露店商なども出て、ナポリでは死者もでる騒ぎだという。
レスポンス自動車ニュース、大矢アキオ氏の記事を引用する。
警察は毎年末になると、正しい爆竹や花火の遊び方を指導するため、中学校を巡回して教室を開いたりもしている。また、露天商による不正な製品販売の取り締まりも強化している。26日にも南部バリで750kgの不正な花火が摘発され、関係者8名が逮捕された。また、この季節の爆竹や花火そのものを条例で禁じた自治体も現れた。ある町では、爆竹を使用した場合、240ユーロ(約2万6000円)の反則金を課す。
慣れない土地での“はめはずし”にはご用心。爆竹や花火の大音響が静まったら新年のイタリアを楽しもう。
「大晦日の騒ぎ」に頭を抱えるイタリアー大矢アキオ
http://response.jp/article/2010/12/30/149912.html