世界有数のクリスマス・イベント
故郷から遠く離れた異国で暮らす留学生にとってクリスマス・シーズンは故郷が懐かしくなることが多いかもしれない。海外サイトStudy Abroad Domainでは、ドイツ各都市で開催されるクリスマス・マーケットが海外留学生にホリデー・オプションを提供すると伝えている。
都市により特徴も様々
いくつものクリスマス・マーケットが開催されるというドイツの首都ベルリンで、なかでも有名なのが、カイザー・ヴィルヘルム・ゲデヒトニスキルッヒェ近郊のマーケット。400万人以上が訪れるといわれ、手作りの宝飾品や装飾で演出され才能溢れるアーティストやミュージシャンたちも多く集まる都会的な雰囲気のクリスマス・マーケットとして知られている。
ドレスデンのシュトリーツェル・マーケットはドイツで最も古いクリスマス・マーケットのひとつ。その起源は1430年代まで遡るとされ、ナッツやフルーツの入ったクリスマス用の焼き菓子シュトレーンが名前の由来という。数トンもある巨大なシュトレーンが街をパレードした後、1メートル以上の長いナイフで切り分けられるドレスデン・シュトレーン・フェスティバルが見どころのひとつ。
他にも砂糖とアーモンドの粉を練り合わせた菓子マルチパンで有名なリューベックのクリスマス・マーケットなどもある。異なる習慣や伝統をもつ場所で過ごす留学生に、このようなクリスマス・マーケットが安らぎや親しみを感じさせてくれるだろう。
Study Abroad Domain
http://www.studyabroaddomain.com/german-christmas-markets-offer-holiday-option-for-study-abroad-student.aspx