就職に有利なMBA!?
国際的な高等教育情報機関であるクアクアレリ・シモンズ社(QS)が行った企業の求人担当者に対する調査によると、今年はビジネス・スクール出身者への需要が増しつつある、とNYTimesでは報じている。
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Patricia Drury's photostream調査によると、経営学修士号(MBA)取得者への需要は中国やインドといった新興国が欧米をはるかに上回り、アジア太平洋地域での採用が昨年の32%増、北米では9%、欧州はわずか3%の増加だったとしている。金融危機以来の雇用状況の変化を反映し、MBA取得者の現在最も高給な就職先は製薬業界で、金融業務の平均給与90,926ドルに対し、製薬会社の平均収入は92,274ドルという。
高額所得者の多いスクールは…
調査は2,000社以上の求人担当者に対して行われ、上位200位まで公表された高額収入のビジネス・スクールは、米国で80校、欧州67校、アジアから36校がランク入りした。QS社によると最高所得者の出身スクールは、ロンドン近郊にあるアシュリッジ・ビジネス・スクールで平均給与として169,000ドル以上稼いでいるという。また、求人担当者から最も評価の高いビジネススクールとしてハーバード・ビジネス・スクール、次にペンシルベニア大学ウォートン・スクールの名が挙がっている。
MBA取得者の主な仕事はコンサルタントや金融業務で、引き続き2011年もこの分野への雇用需要が見込まれる、としている。
NY Times
http://www.nytimes.com/2010/10/19/business/global/19iht-RIEDSALARIES.html?_r=1&scp=9&sq=%22study%20abroad%22&st=cseQuacquarelli Symonds
http://www.qs.com/