留学生の飲酒調査
海外留学した学生は飲酒の回数が増加するということがある新しい調査で明らかになった、と米TIMEは報じている。ワシントン大学の研究者達が行った調査によると、最も飲酒が増えた留学先は欧州およびオーストラリア、ニュージーランドといった国々で学生達は周りの留学生たちの影響や、その国の飲酒文化に合わせようとお酒を飲む機会が増えたと報告しているという。
調査結果は
留学中平均の飲酒回数が2倍になった学生たちの大半が帰国すると週に3~5回ほどの飲酒に戻ったという。中東など飲酒がそれほど広く普及していない国へ留学した学生たちは反対に飲酒の回数が減少したという結果にもなっている。1990年代後半になり飲酒による学生の死亡が増加して以来、このような学生の飲酒に関する調査が多くなったという。
今後の課題
カリフォルニア州バークレーの予防研究所で研究主幹を務めるボブ・サルツ氏は学生の飲酒によるトラブルを防ぐために、今後は得られたデータを活用するように指摘している。最近行われた複数の調査によると、米国ではお酒を飲む学生が減っているという。
TIME
http://www.time.com/time/nation/article/0,8599,2024899,00.htmlUniversity of Wasington
http://www.washington.edu/