誰もが通る道
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The Observerのインタビューで北京からノートルダム法律学校に通っているYi Fangさんはアメリカに来た当初慣れない英語での会話や新しい環境に慣れるのに疲れきってしまっていたそうだ。
【image: Paul J Everett's photostream】周りの学生たちはFangさんの流暢な英語を聞いて異文化にしっかり溶け込めていると思っていたようだが、実際にはかなりのカルチャーショックを受けていたと語る。 Fangさんはそのカルチャーショックがほとんどの留学生に当てはまる典型的なものだったと振り返る。
ノートルダム大学ではそうした留学生のためのサービス機関があるという。 留学生アシスタントディレクターのMcKenna Pencak氏は年々増え続ける留学生のために様々な取り組みをしているという。
オリエンテーションでしっかりと研修
まず留学生がノートルダム大学に来てすぐに2日半かけてオリエンテーションを行う。 昨年は1日のみであったが留学生数の増加で2日半に延長したそうだ。
Pencak氏によるとオリエンテーションでは留学生ビザを維持するために知っておかなければならないことや、健康に関する注意の他に、キリスト教からアメリカ文化まで幅広い研修を行う。 しかしカルチャーショックは大体の生徒が克服するが生徒によってまちまちだという。
Fangさんは彼女が2年生の時にカルチャーショックに関する相談でカウンセリングセンターに行ったいう。 そこでカウンセラーはFangさんに留学生がカルチャーショックを克服するためのチャートを見せてくれて丁寧に説明してくれたという。
Fangさんは当時のことを以下のように振り返っている。
私はチャートを見て現在自分がどの状況にいるのかを理解することが出来ました。 ノートルダム大学はとても留学生に親切です。 留学生はその丁寧なサポートのお陰で新しい環境にもすぐになじむ事が出来ます。
Fangさんは現在アシスタント主任になっており、彼女の留学での経験がアシスタント主任という立場での活動を円滑なものにしているという。
The Observer