世界的経済停滞の中の授業料引き上げ
今年、カナダの大学授業料が平均で4%引き上げられたそうだ。 世界的な経済停滞の中で学生やその家族にとってはますます厳しい状況になりそうだ。
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【image】pfala's photstream)
Statistics Canadaの調査によればカナダの大学生の授業料が
昨年の$4,942に比べ、今年は$5,138であったことが分かった。 一番高い地域はオンタリオで昨年比で5.4%の引き上げ。 一年で平均$6,307の授業料がかかる。
カナダの学生連盟の議長のDavid Molenhuis氏は以下のように危機感を感じているという。
カナダは今破綻の危機を迎えている。 政府の景気対策の不十分さが学生やその家族が大学に払う授業料に影響を及ぼしている。
変動は地域それぞれ
話はそれるがカナダは昨年1.8%のインフレだったそうだ。
そして数字はあくまでも平均であまり変化のない地域もある。
アルバータで引き上げが最小の1.5 %。 NewfoundlandとNew Brunswickは以前と変わらず。 Nova Scotiaに限っては4.5%の引き下げを行った。
ケベックは授業料がカナダでもっと安く平均が$2,415。 先述のNewfoundlandはカナダで2番目に授業料が安く平均で$2,624
となっている。 逆にDentistryはカナダで最も学費が高く平均で$14,701となっている。
授業料は留学する時の一つの目安にもなり、留学する上では抜きにできないものだ。 海外では州立大学などは地域によって授業料のばらつきがあるので、しっかり確認してお財布にやさしい留学にできるように心掛けよう。
Statistics Canada