アメリカ人学生が留学するのはどこの国?
CNNが報じたところによると、アメリカの大学では学生たちに海外留学をするよう勧めており、留学する学生は増えているとのことだ。CNNが注目したのは、アメリカ人の学生の多くがヨーロッパへ留学しているとはいえ、発展途上国への留学を選ぶ学生も増えているという。
アメリカにおける留学先トップ1
インターナショナル・エジュケーションの最高執行責任者、ペギー・ブルメンタル氏の報告によると、2007年度の留学先トップ1は英国で、2番目はイタリアだった。
とはいえ、アフリカへの留学生は2006年度に比べて18パーセント増加、アジアへは17パーセント増加、中南米へは11パーセント増加、中東へは22パーセント増加したという。
エッフェル塔が見渡せるアパートより、泥壁の小屋に住むことを選ぶ20代のアメリカ人は増えている。ちなみに日本へ来るアメリカ人留学生は14パーセント増加した。
将来のキャリアによい影響
快適な生活のできる国より発展途上国を選ぶ学生が一番の理由に挙げているのは“アドベンチャー”、“チャレンジ”だという。一生に一度しか経験できない貴重な機会なのだ。
この記事では今年の春に南アフリカのケープタウンに留学した学生の言葉が紹介されている。
自分も自分の家族も全く知らない場所、今までに経験したこととは全く異なるところに住んでみたかった。
多くの学生が発展途上国で英語の通じない国で勉強している。彼らはそれが教育的にも有効で、将来のキャリアをグローバルにする有益なものだと考えているとのことだ。
CNN NEWS
http://edition.cnn.com/2010/TRAVEL/09/21/study.abroad.beyond.europe/index.html?iref=allsearch