雇用機会の格差
(right reserved by Ian Muttoo
リンク先)
カナダのStatistics Canadaによる報告によればカナダでは高学歴の人ほどいい雇用機会に恵まれるという。 2008年の調査では25~64歳短期大学卒業者と大学卒業者の就職率が83%なのに対し、高校を卒業していない人は58%の就職率だったという。
賃金の格差
2007年の調査では大学で高等教育を受けた人が最も所得が高いことが分かった。 なんと高校で職業訓練を受けた人に比べて75%以上も所得が高いそうだ。
さらに男女間の賃金格差が10年前から変わっていないことが判明した。 1998年に61%だった賃金格差が2007年には63%に広がっている。
どこの国でも雇用格差や賃金格差は共通なもののようだ。 しかし男女間の賃金格差が10年前に比べて広がっているのはいかがなものだろうか。
日本では学歴社会が崩れてきているとはいえ、いまだに幅を利かせているところは多い。 日本の国内消費の冷え込みから海外マーケットに進出する企業が増えている。 これからは海外ブランドの大学が幅を利かせる時代が来るのかもしれない。
Statistics Canada