留学生のための水上教育
CBC Newsは、留学生のいる学校では、水上安全についての教育を提供することも必要だという、ブリティッシュ・コロンビア州のライフセービング協会の話を報じた。
カナダに来て間もない人は溺れやすい
今年、韓国からオカナガン大学での夏期コースに来ていた23歳の学生が溺れ、重体となる事故があった。17歳の中国人留学生もアリス湖で溺れたという事故もあった。
ライフセービング協会のミラー氏は、カナダに来て間もない人はボート事故や水泳事故で溺れやすく、事故にあう可能性は2倍だと報告している。おそらくそうした人たちは、あまり水泳に慣れていない国から来たのかもしれない。それで同氏は、カナダに比較的最近移ってきた人たちにかかわる学校や組織には、水上安全についての研修を行う責任があると語っている。
水上安全研修
留学生らは、水上というエリアについて学ぶこと、バディ・システム(事故を防ぐために二人組のペアを作って互いに注意を払うこと)を設けること、水上で起こり得ることやその対処法について話し合うことなどが必要だ。
事故の報告を受けて、オカナガン大学の広報担当者、アラン・コイル氏は、留学生に向けて水上安全のガイドラインを準備することにしたという。水上安全オリエンテーションを夏期コースツアーに組み込むことも話し合っているという。
CBC News
http://www.cbc.ca/canada/british-columbia/story/2010/07/27/bc-foreign-students-water-safety-drowning.html