留学生数が市場にも影響を与える
オーストラリアの大学の多くは留学生のから入ってくる授業料に頼っているが、最近18ヵ月の流れから留学の数が減少する様々な要因があったという。
The Ageによると高等教育で$180もの規模の財力があったが政府の政策転換で留学生の数が減ることが濃厚になっているという。政府は昨年に留学生ビザの規制や移民規制を強化することを決めた。これによって留学生数が大幅に減っているのだ。
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メルボルン大学のSimon Marginson氏は政府の政策転換で実際に学生数が減っている事について遺憾の念を示している。
同じくメルボルン大学の教育エコノミストRoss Williams氏は今回の政策転換が与える影響を以下のように語っている。
政策転換の影響は大学だけでは収まらない。
オーストラリアに来る留学生が支えている市場(レンタルマーケット、付属サービス、大学周辺のカフェなど)にも影響が波及する可能性もある。
Swinburne Universityの副学長Ian Young氏も次の様に語り留学生の減少を心配している。
オーストラリアはもっと留学生を受け入れるべきだ。 政府の政策転換は留学生に「オーストラリアは留学生に興味が無い」というネガティブなメッセージを送り、留学生に「オーストラリアに来てほしくない」というメッセージにとして受け取られないか心配だ。 留学生がオーストラリアを留学候補地から外してしまうこともあるだろう。
実際に大幅に減少
Phillimore教授とその同僚のPaul Koshy氏が公表したデータによると2010年に214,000人だった留学数が2015年には148,000に減少する見通しだそうだ。 36,000人以上の失業者が生まれ、大学全体では$70億もの減益になる予想だ。
留学生市場をリードしてきたオーストラリアが後退している状況の中で、この先どこの国がオーストラリアから流れてきた学生を獲得するのか注目だ。
オーストラリアへの留学を考えている人は今後の動向に目を光らせておこう。 反対意見も多くあり、政府が方針転換するようなこともあるかもしれない。
The AgeDaily India.com