私立中学での義務教育終了テスト(GCSEテスト)受験者の三人に一人がAかA*
(Photograph:Extra Ketchup
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イギリスのIndependent Schools Council (ISC)は義務教育終了テストといわれるGCSE(General Certificate of Secondary Education)テストにおいて私立中学の生徒の約三分の一の29.5%もの生徒が最高ランクのAかA*をとったと報告した。
GCSEとはどのようなテストなのか?
GCSE(General Certificate of Secondary Education)は中学を卒業するのに十分な学力があるかを測るテストで高校入学のための一つの指標になるテストである。 生徒は英語、数学、生物、物理、化学の他、フランス語などの科目の中から最高10科目まで選択できる。試験は暗記よりも理論的な思考と理解力が試される短い論文形式の解答が主だといわれている。 結果はAが最高でアルファベット順にランク付けがされる。
私立中学の勉強ではGCSEテストは簡単?
Independent Schools Council (ISC)の調査では60.2%の私立中学の受験者の22.6%がA以上の成績を残しているという。 テストの傾向がアカデミック傾向の問題が減っているという傾向もあり、私立中学でアカデミックの問題を数多く解いてきた学生にはGCSEテストは簡単なものに感じるようである。A以上の成績を残す学生が国全体ではわずか7.5%に過ぎないのに対し、私立中学に通う学生の29.5%がA以上の成績を残している。
イギリスでも私立中学のレベルが公立に比べて高いことがISOの調査で明らかになった。 中学留学を考えている親御さんや学生本人の方はよりレベルの高い私立中学への留学を考えてみてはいかがでしょうか。
Independent Schools Council (ISC)