イギリス人学生の新たな進学先
今年イギリス国内の大学に入学できない進学希望者は、数万人ほどになる見込みの中、学費上昇の影響も受けるイギリスの学生に対し、オランダの高等教育機関が進学先として働きかけている。なかにはイギリス本国よりも安価で教育を受けることができる場合もあるという。
オランダ南端に位置し、ドイツとベルギーの国境にも近いマーストリヒトは、石畳の通りにレストランやバーなどが連なる魅力的な古都。マーストリヒト大学で欧州健康学を専攻する英デボン州出身のグレンさんの1年間の授業料は、およそ1,500ポンド(約20万円)で、オランダ政府から助成金を受けることもできるという。
留学への留意点
イギリスの大学と比較すると講義が少なく、学生自身で課題に取り組むことが多いというオランダの大学システムに驚かされるイギリスの学生もいることだろう。授業は英語で行われるものの、留学にはカルチャーショックが伴うもので、もし何か問題が起きた場合も故郷から遠く離れた異国にいる。
しかしながら、イギリスにおいて教育費の抑制は軽視できない問題のようだ。
BBC News
http://www.bbc.co.uk/news/education-11012095