インド人留学生激減! オーストラリアで何が?
オーストラリアで異変が起きている。 2008-9年期に65,503人いたインド人の学生ビザ保有者が2009-10年期に半数以下の29,721人にまで減っってしまったようだ。
一体、オーストラリアで何が起こっているのだろうか。
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人種差別攻撃によるインド人留学生保護
なぜインド人留学生がオーストラリアで激減してしまったかというとオーストラリア国際教育機関の混乱、法律の変更、世界的経済危機ともう一つ、人種差別攻撃があったためだという。
昨年のオーストリアのビクトリアで起こった連続インド人留学生襲撃事件を受けてオーストラリア政府がインド人への学生ビザ数を抑えているという。
オーストラリア国際教育部門(International Education Association of Australia)の長であるステファン・コネリー氏(Stephen Connelly)は以下のように語っている。
「世界各国から来る学生によってもたらされた恩恵は計り知れないもので、この事実は私たちを大変困らせている。 さらに最近の選挙での与党側と野党側が留学で迷っている学生たちにネガティブなメッセージを送ったこともあり、オーストラリアの名声を回復する新たな取り組みが留学生数回復には不可欠だ。」
インド人留学生に厳しい状況のオーストラリアだが、親日国と知られていて日本人には温かい国民性だということは周知のとおりだ。 大自然に囲まれた落ち着いた環境も手伝って勉強するにはオーストラリアはもってこいではないだろうか。
オーストラリア教育部門