UCLAのキャンペーン
今秋、記録的な数の学生が、州外または国外からカリフォルニアの大学に到着する予定だ。高い授業料を払ってくれる学生を呼び込むキャンペーンが、カリフォルニア大学により行われた為だ。しかし、このキャンペーンにより、地元の学生が締め出されるのではないかと心配する声もあがっている。
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_Gene_'s photostreamカリフォルニア大学ロサンゼルス校は、そのようなことはないと主張しているが、州外または国外からの留学生は大幅に増えている。
プラス面とマイナス面
abc7ニュースに紹介されたローラさんのコメントによると、UCLAでの大学生活の中で、世界中から来る留学生と交流できたことは有益だったとし、次のように語っている。
たくさんの素敵な人たちと出会える。私のクラスにはカリフォルニア出身の学生は2人だけで、そのほかはカリフォルニア以外から来た人たちだった。
留学生の増加により、大学が国際交流の良い場となるとともに、マイナス面もあるようだ。UC(カリフォルニア大学)での留学生を増やすプランにより、カリフォルニア出身の学生がUCに入学するのが難しくなる可能性がある。
今年UCに入学したローラさんの友達や、自分自身が去年入学するとき、その影響を感じたそうだ。ただ彼女は、その影響だけが唯一のマイナス面だと言っている。
大きな経済効果
留学生の増加キャンペーンが行われたのは経済的な理由からだ。州外または国外からの学生が払う授業料は、州内の学生より高く、一人年間22,000ドルにもなる。州政府が学生を支援するという責任を果たしていないことを考えれば、このプランによる益は大きい、とUCLAの広報担当者は述べている。
abc7ニュース
http://abclocal.go.com/kabc/story?section=news/state&id=7555985