留学前におすすめしたい一冊
著者は、二十歳の時にかねてからの憧れのロンドンに留学。語学学校を経てアートカレッジに入学する。絵が好きで希望した学校だが、その授業のレベルの高さに自信を失い、孤独感は増すばかり。そんな著者を救ってくれたのが、「なにより大事なのは夢を持つこと」と話すこの本のメインとなるグレイシー先生。
少しづつ、どんどん何かが変わってくる
Amazonレビューの評価が高く、留学体験本という括りでなくもっと深いテーマが読むものの心をつかんでいる。その中に、作者のレビューをみつけたので、下記に引用する。
この本はグレイシーとの別れを意識し出した頃、忘れたくないことを泣いて目を腫らしながら書いたものでした。
5年以上が経ち、やっと振り返る強さを持てるようになった去年、初めて読み返したのです。
…忘れかけていた、多くのことが蘇ってきました。
そして「夢をつかむノート」も読み返すと胸がつまり、グレイシーが遺してくれたかけがえのない多くのものに気が付いたのです。
本になる話が起こったときには戸惑いましたが、読んだ人がもっと幸せになれることを実感し、形になりました。
何かにつまづいたとき、孤独に苛まれたとき、気づかなかった方向に導いてくれる一冊だ。
momiji
夢をつかむノート
羽山裕浬
1974年兵庫県生まれ。
momiji 夢をつかむノート
http://www.marimostep.com/myweb1_020.htm