日韓留学の変化
最近、韓国について学ぶため海を渡る日本人留学生が増えている。以前には見られなかったことだ。朝鮮日報はソウルの日本人留学生との座談会を開き、その中で留学生の興味深いコメントを紹介している。
【image】
Sound of Durian's photostreamこれからの日韓関係に何を期待できる?
湯山さん=今年からソウルの日本大使館で、日韓の留学生による交流会を始めた。こうした交流の場を通じて、未来も明るくなるのでは。
現在、様々な日韓交流会が開催されていて、情報はネットで検索できる。
及川さん=日韓が共に協力して取り組んでいかねばならない環境問題や人権問題などの課題は多い。民間ネットワークを作り、活用するのも一つの方法だ。歴史を学ぶのは、日本の若者の課題であり、義務だと思うが、韓国もベトナム戦争などに参戦したという意味では、加害者としての歴史を抱えていると思う。
国の壁を越えて協力し働ける場を作ることは、重要なことの一つだ。
高嶋さん=高校生の時、「日韓高校生交流キャンプ」に参加したと言ったら、友達が「どこで情報を聞いてきたの?」ととてもうらやましがっていた。長期的な交流を続けることが解決策につながると思う。
ソウルの日本人留学生から聞こえてきた生の声は、これから韓国と交流を深めていこうという人の不安を取り除き、安心をもたらしたに違いない。
メディアを通して知らされる情報を安易に信じるより、自分で交流会などにおもむき、直に韓国の方とう触れ合ってみることが大切なのではないだろうか。
朝鮮日報
http://www.chosunonline.com/news/20100831000077日韓交流サイト
http://www.jafnet.co.jp/jkplaza/jp.htm