2019年に「すベての人を主人公に」というビジョンのもと開校したLoohcs高等学院は、同学院の学長を務める伊勢谷友介氏を発起人として、新型コロナウイルスによって拡大する教育格差問題の解決するべく『全国の高校生100人に最高のオンライン学習機会を提供する「#学びを止めるな」プロジェクト』を開始する。
また、Loohcs高等学院の経営戦略アドバイザーとして、元マッキンゼーパートナーであり東京大学講師の山梨広一氏、および起業家・FiNC創業者の溝口勇児氏が就任した。
高校生にオンラインゼミ1年分の学費を無償提供
「#学びを止めるな」プロジェクトでは経済環境が厳しい高校生に、オンラインゼミ1年分の学費を無償提供する。
また、オンライン授業の受講に必要なPCとWi-Fiを提供する費用をクラウドファンディングで募る。
欧米ではオンライン授業への移行が公立・私立に関わらず一斉にスタートしたが、日本の公立学校でオンライン授業を開始できたのはわずか5%。
日本でオンラインの授業が受けられるのは、先進的な私立の学校や、塾に通える子どもたちだけあり、結果、経済格差がそのまま教育格差に繋がっている。
今回の「#学びを止めるな」プロジェクトは、そんな逆境に負けず、挑戦する意志をもった高校生にオンラインで最高クラスの授業を提供するのが目的。 (慶尾六郎)