公益財団法人AFS日本協会は、高校生を対象としたプログラムである交換留学「年間派遣プログラム」で、37カ国・地域に旅立つ395名の参加生を募集する。
体験型の異文化学習
参加生は、留学先でボランティア(無償)のホストファミリーに迎えられ、家族の一員として暮らすことになる。
現地で暮らす人々の考え方、習慣、その背景を最も身近に感じられるこの方法は、「その家のこども」として家庭に入ることができる10代の特権。
また、参加生はプログラム期間を通して地域の高校へ通学する。現地の高校生と同じ授業に参加し、同世代の仲間との友情を育みながら、多様な視点を取り入れて進路を検討していく。
さらにプログラム期間中を通して現地のボランティアが相談役となり、体験をより実りあるものに昇華できるよう伴走する。
プログラム概要と参加条件
留学期間は2020年~2021年の一学年間で、留学先により出発・帰国時期が異なる。
応募できる国は、アジア・北米・中南米・欧州・オセアニアの計37カ国・地域。留学先の国は希望できるが、地域や学校を選択することはできない。
出願可能な年齢は出発時に高校生となる中学3年生から高校2年生(一部高校3年生)まで。異文化への興味・関心が高く、応募時点で学業成績が中程度以上、学校長推薦が受けられることなどが条件。 (慶尾六郎)