JTBグループでSIT(Special Interest Tour/目的型旅行)に特化した株式会社JTBガイアレックの中で留学関連の商品の企画・実施・販売をする地球倶楽部事業部では、新プログラム「カリーカレッジ ロボティクスキャンプ(ボストン)」を発表した。
文部科学省が展開する「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」は、2014年からスタートした官民協働で取り組む海外留学支援制度。平成30年度からは、産業とテクノロジーの結びつきが不可分となる将来の産業界で活躍する“テクノロジー人材”の育成を目的として「未来テクノロジー人材枠」が新設される。
対象となる学修・実践活動分野に“ロボティクス”が制定されたことを受け、この度ボストン(アメリカ)での「カリーカレッジ ロボティクスキャンプ(運営:Tamwood International College Ltd)」プログラムを新たに企画した。
米国のSTEM教育に基づくレッスンを受講
プログラムの設定期間は2018年7月8日(日)・15日(日)・22日(日)出発からの各16日間で、米国の主要な教育政策として掲げられているSTEM教育(=科学・技術・工学・数学に重点を置いた理数系人材育成)に基づく充実したレッスンを受講できる。
レッスン内容の一例としてはSTEM教育用に開発されたVEX Robotics Systemを用いてロボットにプログラミングするなど、実践的なロボット工学を学ぶ。また、マサチューセッツ工科大学(MIT)ミュージアム主催のワークショップに参加できる。
留学期間中は、カリーカレッジ内の寮に滞在し、スポーツや工作、ボストンを楽しむことができるバラエティーに富んだアクティビティとエクスカーションが組み込まれている。
2018年1月6日(土)に行われた説明会では、運営機関の本社があるバンクーバー(カナダ)・東京・大阪の3拠点をインターネット通信で繋ぎ、同プログラムを運営するタムウッド・インターナショナル・カレッジの日本人スタッフからプログラムの詳細や現地の情報を直接案内した。(慶尾六郎)