狙われる日本人、海外での窃盗被害多し!
外務省の調査によると、毎年7,000人から8,000人ほどの日本人が海外でトラブルにまきこまれる。
(画像:外務省:海外邦人援護統計2010年より)
2010年の海外邦人援護件数内訳では、窃盗被害が最も多く、次に遺失、疾病とならぶ。
特に日本人は窃盗などの対象として狙われやすいというから、旅の前には防犯対策をしっかり考える必要があるだろう。
なぜ日本人が狙われるのか?
楽天Infoseekによると、日本人が狙われやすい理由としては、
・比較的安全に対しての意識が低い
・ブランド品を持ち歩いている
・デジタルカメラ、ビデオなど高額電気製品を持っている
・多額の現金を持ち歩いている
などがあげられるという。
また、旅慣れている人が油断した隙を狙われたり、ブランド品ショッピングの帰りなども、ターゲットになりやすいようだ。
どんな防犯対策をすればいいのか
それでは、トラブルに巻き込まれないようにするためにはどうすればいいのか?
楽天Infoseekは、最低限注意することとして、
・多額の現金や高価な品を持ち歩かない
・ホテルの部屋に貴重品を置かず、セーフティBOXに預ける
・手荷物を持ち歩く時は肌身離さず持ち歩く
・大きく口の開いたバッグを使わない
・肌の露出が高くなるような洋服は避ける
をあげる。
お洒落をしたい気持ちもわかるが、セクシーな服装を着る事で痴漢や性犯罪被害を受ける可能性が高くなるというから、できるだけ避けた方が身のためのようだ。
また、意外と多いのが、旅行中の自宅の泥棒被害。
最近では、「Facebook」などで家を空けることを報告してしまい、やすやすと泥棒に入られたなんて事例も出ている。
Facebookで報告なんてのは論外、「絶対にダメ」である。
自宅の防犯対策も忘れずに
長期間家を留守にすることを泥棒に悟られないことが、自宅の1番の防犯対策。
家の留守番電話でも、「ただ今、手が離せません」などあたかも近くにいるようなメッセージにした方がいいほど。
ポストをいっぱいにしないためにも、新聞販売店へ配達の一時停止や、郵便局に「不在留置」を依頼するなど念には念をいれるべき。
また、自宅の証明にタイマーがある人は、電気代には目をつぶって夜間には明かりがつくよう自動設定しておく方がいいだろう。
海外旅行時や、留学中の子どもに会いに行くときなどは、渡航先と自宅、両方の防犯対策をしっかり練る必要がある。
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http://news.infoseek.co.jp/article/nanapi_00003124外務省:海外邦人援護統計
http://www.anzen.mofa.go.jp/anzen_info/support.htmlセコム
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