ストレスいっぱいのアメリカ生活
宮里美香は、沖縄県那覇市出身の女子プロゴルファー。
2008年、高校卒業後に日本ツアーをスキップし、渡米。2009年からは、全米女子プロゴルフ協会(LPGA)ツアーに参戦している。
しかし、最初は、苦手な英語での生活にストレスがいっぱいだったという。
スポニチによると、自宅の電球が切れた時にもうまく説明できず、わざわざ店に足を運んで電球を見せねばならなかったそうだ。
強くなった理由は「他人に頼らないこと」
そんな状態でゴルフも戦うこととなり、最初のシーズンを終えた時には、
「正直、不安だった」
と弱音を吐き、涙も見せた。
精神的に弱くなった状況で、なかなかゴルフでも成果がでない日々が続く。
しかし、宮里には「日本に戻る」という選択肢はなかったそうだ。
少しでも経費を削減するため、長距離でも車で移動したり、昨年からは通訳もトレーナーも随行しなくなった。
そして、キャディーと2人で試合に出場するなか、苦手な英語も少しずつ上達してきたという。
同じくスポニチは、宮里の、
「1人でやることが自信にもなるし、プレーにも表れていると思う」
という言葉を掲載している。
間違いを恐れず、使いまくれ!
英語は「喋ってなんぼ」。間違えを恐れずに、使って使って使いまくることで、少しずつ上達させるしかないだろう。
大事なのは、他人に頼らない事。
異国の地や、言葉の通じない相手との会話に不安は大きいかもしれない。
しかし、「自分でなんとかしなくては」という状況だからこそ新たな英語の使い方が身に付くことも多いだろう。
留学をする際、現地で“友達”を作るのはすばらしいことだが、何事もできるだけ自分自身で解決するクセをつけることが、英語上達の近道かもしれない。
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http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2012/08/21/kiji/K20120821003945020.html