日本に生まれた幸せ
「今日何食べる?」という話、あなたは最近いつしましたか?何気なく、毎日そんな会話をするという日本人が大多数かもしれません。
(Photo:
Japan By Leo-seta)
けれど、実は「今日は何食べる?」なんてのんきに言えるのは、世界に暮らす人たち約70億人のうち、14億人程度。たった5人に1人だそうです。
5人に4人……つまり大多数の人たちは、「何を食べるか」という選択肢はないのです。
そう考えると、「日本に生まれただけで世界のトップ20%に入れている」ことになり、私たちは「とても恵まれた環境」に生まれたことになります。
(Photo:
japan-map-heart By kitmouse)
しかし、そんな「日本」の「恵まれた環境」も、努力をしなければ続かないでしょう。
未来への希望を失う若者
国の借金が年々ふくらみ、年金システムも破綻しつつある日本。
「週刊現代」(2012年2月25日号)の試算によると、2006年以降に生まれた子供たちは、生まれた時点で約1億2000万円もの「借金地獄」を背負うことになるといいます。
そんな状況を目の当たりにして、「もう親を越えるのは無理だし、地元で仲間と楽しく過ごそう」と「経済的に豊かになるための努力」を放棄する若者も増えているそうです。
(Photo:
Kids hanging out By MShades)
立ち上がれ若者、立ち上がれ日本
確かに、日本社会において若者が入り込む隙間は「どんどん狭くなっている」かもしれません。
しかし、その「隙間をこじあける」もしくは「ニッチ(すきま)を狙う」若者がいなくなってしまえば、日本で「今日は何食べる?」なんて会話もなくなってしまうかもしれません。
絶望的な社会システムだけではなく、若者に希望を与える報道も増やすべきではないでしょうか。
若者は「未来を感じられない」なら、「未来をつくる」気概をもたなくてはいけません。戦後「未来」に対してもっと絶望的な状況で頑張って来た日本人がいます。
(Photo:
Paper crane By MShades)
もうすぐ「東日本大震災」からも1年。日本の未来に「希望」を与えるにはどうする必要があるか、「若者ひとりひとり」が考え、行動に移す必要があるでしょう。
編集部 鈴木真美
【留学関連記事】「世界で活躍できる人になろう!」
無料でイギリス留学のチャンスたったの10ドルでカナダの学校に通える裏技アメリカ留学で育まれたソフトバンク孫正義氏の日本愛日本に生まれたことの幸運さ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120220-00000031-zdn_mkt-indいま35歳以下の日本人はかわいそうすぎる
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/31821