死後用アプリ「If I die」
現在、様々な「Facebook」アプリが登場しているが、自分が死んだ後にも「Facebook」にメッセージを投稿できる「死後用アプリ」なんてものも存在する。
その名も「If I die」。タイムカプセル・サービスを専門とするイスラエルの新興企業Willook社が開発したのだそうだ。
If I dieってどんなアプリ?
このアプリを使うと、自分の死後用に動画(最大5分)やメッセージを作成し、「信託先」として選んだ家族や親しい友人など3人が「自分の死に同意」した時に、遺言がFacebookの友達向けに発信されるという。
メッセージは一度に公開できるだけでなく、子どもの誕生日に毎年お祝いのメッセージが届くように設定することもできるそうだ。
現在はまだメッセージを「家族宛」や「親友宛」など細かく分類することはできないようだが、今後対応がされるという。
オンライン社会に浮上するユーザーの死後問題
オンライン社会となった現代、各サービス提供者の間では、ユーザーの死後にプロフィールやブログ投稿、アカウントなどをどうするかといった問題が浮上している。
ちなみに「Facebook」では、家族または友人がFacebookの専用フォームに記入し、死亡の証拠を提供することで、故人となったユーザーのアカウントを「追悼(memorial)」に変更することができる。(専用ホームは
こちらから)
Facebookのアカウントが「追悼」に変換されると、そのユーザーはフレンド紹介には表示されなくなり、故人のプロフィールは自動的に確認された友人以外には非公開になるという。
そして、連絡先情報も自動的に削除され、誰もそのアカウントにはログインできなくなるそうだ。
あまり縁起のいい話ではないが、特に日本から離れて海外に行く留学生たちは、家族や友人と離れて暮らすことになる。
「万が一」の時にそなえて、こうしたアプリケーションを利用して遠く離れた家族や友人にメッセージを残しておくのもいいかもしれない。
編集部 鈴木真美
【関連記事】
iPhoneが「水」でフル充電できる?Facebookが個人携帯のメールをスパイ糞おもしろすぎるiPhoneアプリFacebook「悪用」から身を守れたったの10ドルでカナダの学校に通える裏技【おすすめアプリ】「If I die」
http://www.facebook.com/apps.fb/posts/334404663247278死後にFacebookへ自動投稿してくれるアプリ
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/news/20120111/1040238/「故人のアカウント」はどうなるか:各社の方針を調査
http://wired.jp/wv/2010/03/18/