世間を騒がせたひどすぎる「ともちん英語」
昨年秋、AKB48板野友美の英語があまりにひどいと話題になったのを覚えている人も多いだろう。この話題は直近の2chスレ「芸能人・有名人の英語力 PART7」でも冒頭で触れられている。
(Photo:
ともちん By yto)
ひどすぎるともちんの英語って?
問題の映像は、板野の2ndシングル「ふいに」付属のDVDに収録されている「Tomomi Itano Interview –English Speaking Area Ver.-」。
この中で板野は英語インタビューに挑戦しているが、その映像が動画投稿サイトYouTubeにアップされるやいなや「ひどすぎる」と大反響をよんだのだ。
その時のコメントには以下のようなものがある。
「外国の女の子…マジで、やめて、お願い。板野は全く自然に見えない。明らかに台本読んでるみたい。」
「英語を使って洗練されてるように見せようとしてゴミになってる。」
「全部台本だろ。彼女の発音は全く自然に聞こえない。盲目なオタ以外は。インタビュアーは日本で糞見たいなことしてる女優。」
ともちん英語は「良い英語学習法」?
しかしながら、英語の「ロールプレイング」や「なりきり」はれっきとした英語学習法のひとつである。
2007年には、東京大学と新日本製鐵株式会社、株式会社ウィルコムがロールプレイング方式の英語リスニング学習システム「なりきりEnglish!」を開発している。
板野の練習が足りないままDVD化してしまったのは残念だが、セリフを丸暗記して英語の会話を演じる練習をするのは、グループレッスンなどでもよくある光景だろう。
仮にCDなどの音声教材を使うとしても、自分で会話文の相手になりきってトレーニングをすることも可能だ。
あきらめず、恥ずかしがらずにどんどん練習しよう!
最初はあなたも「板野のように棒読み」かもしれない。
しかし、あきらめずに繰り返しネイティブと自分の英語を比べ改善していくことで、発音や会話のテンポを徐々につかめるようになるだろう。
自分の声を録音して聞き比べるもよし、Youtubeに掲載していろんな人から「板野のように指摘してもらう」ことで自らの英語の弱点を見いだすもよし。
大切なことは「恥ずかしがらないこと!」。失敗は成功のもとである。みんなでAKB48板野友美をマネして英語力をアップしよう!
編集部 鈴木真美
AKB48公式サイト
http://www.akb48.co.jp/Wikipedia:役割演技(ロールプレイング)
http://ja.wikipedia.org/wiki/役割演技芸能人・有名人の英語力 PART7
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/english/1327832656/東京大学プレスリリース:なりきりEnglish
http://blog.beatiii.jp/narikiri_press.pdf