学生の狙いはMBA
暗いニュースが続くなか、アメリカでビジネスを専攻する留学生が増えているという明るいきざしが届いた。
Council of Graduate Schoolsのレポートによると、2011年秋の大学入学者のうちビジネス専攻者は、前年比6%増の快挙をとげた。ビジネスのなかでも狙いは、MBAの取得だ。
「MBAを取得することができれば、帰国後にグローバル企業でのキャリアをすぐに積むことができる」、そんな期待を胸に学生たちは勉強にはげんでいる。
MBAはアジア人に人気?その魅力とは?
南カリフォルニアの経営大学院では、留学生むけにMBAプログラムを履修する生徒のうち、なんと75%がアジア出身だと発表した。
アジアの経済が欧米の経済とより密接になればなるほど、国際社会のなかでビジネスを運営することのできるグローバルな人材が求められるということだろうか。
すでにMBAを取得した優秀なOBやOGとのネットワークができることもこのコースの大きな特徴だ。ビジネス界で最も重要な要素である「人脈」において、他のビジネスマンに大きく差をつけることができるのだ。
本当にMBAに投資する価値はあるの?
しかしながら、MBAの取得にはかなりの費用がかかる。授業料だけでなく滞在費なども考慮すると、約5万USドルの支払いを見込む必要があるだろう。
それでも「本当にMBAに投資する価値があるの?」とたずねられれば、ビジネス界で活躍する人ならば誰でも「もちろん」と答えるにちがいない。とくに人気大学でMBA取得をした卒業生の平均年収であれば、15万USドルをこえるという。
今後のキャリアアップを考え中であれば、MBA留学もぜひ候補に入れていただきたい。
編集部 鈴木真美
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