オタワにやってくる留学生が増加
オタワ(英: Ottawa)は、カナダの首都。オンタリオ州東部に位置する地方行政区のひとつでもある。
そんなオタワで、高校の単位を稼ごうという留学生が急激に増えている。2000年にはたった50人だったのが、いまや480人。
留学生たちは世界中からやってくるが、その中でも多いのが中国、そして「日本」だ。この留学生たちがいま、国や地域の景気を盛り上げている。
留学生は金のなる木
オタワ国際学生プログラムによると、留学生は「ひとりあたりにつき約3万カナダドル」の経済効果になるそうだ。経済が低迷するなか、どこも留学生の獲得に必死だ。
イギリス、アメリカ、オーストラリアの留学人気にはいまだかなわないが、2008年には18万人以上の留学生がカナダにやって来て、650億カナダドルもの経済効果をもたらした。
学校は留学生の獲得に必死
その恩恵を一番受けるのは、留学生たちがたくさん入学してくれた学校だ。
地域経済をもりあげる留学生たちのお金は、ほとんどが彼らが通った学校へむかい、そのプログラムや教師たちをうるおす。
そのため、留学生の獲得は、それぞれの学校にとっていまや一大課題となっている。
編集部 鈴木真美
CBCニュース:オタワの留学生マネー