Windsor大学、医療生命工学の修士課程の設立
カナダ、オンタリオ州にあるWindsor大学は、これから成長しつつあるインドや中国の教育市場に向けて更なるアピールするために、医療生命工学の修士課程を2012年に向けて新たに設立することを発表した。
この課程は1年間のプログラムで構成されていて、承認を受ければ、初年度は20名の学生、次年度以降は32名受け入れる予定である。学生は、生命工学の実験・授業の他にも、Odetteビジネス・スクールの教員による起業論などのビジネストレーニングを受けることができる。
カナダの生命工学産業界は自国内での人材不足の解消が期待できると考えているが、他にも、大学側は、外国人学生の授業料は25%増しであることと、この課程は夏休みの間使われていない実験研究室のコストをカバーするという理由で、有益だと捉えている。
カナダの留学人事情
中国人の海外留学生の数は、ここ30年で年平均26%ずつ上昇し、2010年には28万5000人に達する。また、カナダの統計局によると、2010年インド人に向けて発行した学生ビザの数は2008年度の発行数の3倍に達し、昨年だけで、総勢17万8000人以上の外国人留学生がカナダに入国した。Windsor大学も、100近い国から全学生の10%を占める外国人留学生を受け入れている。
New Master of Medical Biotechnology program aims to fill gap here and abroad
http://web4.uwindsor.ca/units/pac/NVDailyNews/NVDN.nsf/ba/C9CF59AAD1A09D96852578A8004FF1A9