南太平洋に位置するフィジー共和国で「フィジー留学カラーズ」の運営を手掛ける株式会社アールイーカンパニーは、同国にメインキャンパス(首都スバ)を置く、公立大学University of the South Pacific(南太平洋大学)/USP(USP)と業務提携した。
世界でも大変珍しい地域大学に、安価に語学留学
同社が運営する「カラーズ」には、日本人を中心としたアジア人が、現地でのボランティア活動なども体験しながら、安価に英語留学ができる語学学校として、留学生から人気を博しているという。
その中で、これまで南太平洋地域の重要性、フィジー共和国の文化に魅了され、USPに進学を希望したいという相談が多かったという。ただ、日系企業の窓口よる入学手続きのサポートがない、学生ビザ取得に関しての情報不足などにより、進学を断念せざる得ない状況だった。
またUSPにとっても、日本人学生を獲得したいとの希望がありながら、しかるべき担当窓口に入学希望者がコンタクトできていないという問題もあり、今回、同社との業務提携にいたった。
USPは、フィジー共和国の首都スバにメインキャンパスを置く1968年設立の公立大学で、世界でも大変珍しい地域大学。フィジー共和国、トンガ王国、サモア独立国、キリバス共和国、バヌアツ共和国など、南太平洋島嶼国の政府により、共同で運営管理されている。
(坂土直隆)