京進グループが運営する「京進の日本語学校KLA」が開催した、第6回日本語作文大会の結果が、2月16日(木)に発表され、受賞者が決定した。
217人が参加し、様々な「出会い」について綴った
この大会は、2017年からKLAの日本語教育の一環として実施され、今大会で6回目となる。
2022年11月14日(月)から約1カ月間、国内外11校(国内10、海外1)に在籍する留学生約3,000人を対象に、テーマにそった日本語の作文を募集した。大会には217人が参加し、様々な「出会い」について綴った。
「日本語作文大会」は、留学生が作文を通して自分の考えを論理的にまとめ、正確に主張するとともに、他者の考え方を知り、多様性を理解する機会としてもらうねらいがある。
この大会は、ほとんどが日本の大学や大学院などへの進学を目指している留学生たちにとって、入試で必須となる日本語作文に必要な要素を、早い段階から体感することにもつながる。
今回の作文のテーマは「出会い」。初級の部で金賞を受賞した中国からの留学生、チョウ ガイさんは、命を与えてくれた両親との出会いをテーマに、父母の大きな包容力とこれまでの導きに感謝し、両親と出会えた自分が幸せだという思いを書いた。
中上級の部で金賞を受賞した中国からの留学生、コウ ミョウケイさんは、母国の大学で3年時に参加した、アメリカでのインターンシップの思い出に触れた。
(坂土直隆)