新型コロナウィルスの感染拡大を防止するため、外国人の入国を原則として禁止してきたオーストラリア政府は、指定ワクチンの接種などを条件に、12月15日(水)より入国規制の緩和を発表した。
隔離なしで該当する州や準州への渡航が可能に
これにより、該当国(日本・韓国)から豪州に渡航する、有効な豪州の査証を持つ該当国籍者(日本・韓国)は、隔離なしで該当する州や準州(ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、首都特別地域)への渡航が可能となる。
※ただし、過去14日間に南アフリカ、レソト、エスワティニ、ナミビア、ボツワナ、ジンバブエ、モザンビーク、マラウイに滞在したことのある人は入国不可
渡航者は以下の条件を満たす必要がある。
・日本国籍者であること
・日本からオーストラリアの該当州または準州への直行便で入国すること
・有効なオーストラリアビザを持っていること
・新型コロナワクチン接種を完了していること※
・ワクチン接種証明を提示できる
・3日以内に行ったPCR検査の陰性証明を提示できる
※12才以下の子供やワクチン接種をしていない12歳〜17歳の未成年、医療上コロナワクチンの接種が免除されている人は、ワクチン接種完了者と同じ対応になる。
(慶尾六郎)