教職員の高齢化
留学生の減少で揺れるオーストラリアでまた問題が浮かびあがっている。それは教職員の高齢化問題である。
universityworldnews.comが報じている。
【image】ChernobylBob‘s photostream約半数が50代&10年後に定年
オーストラリアのアカデミックの職員の半数が50歳を超えているという問題はオーストラリアでは深刻な問題となっているようだ。60歳で定年を迎えるとすると、あと10年で約半数の教員が学校を去ることとなる。
それを補う教職員の確保ができれば問題ないが、セキュリティや給料の問題で教師になることを志している学生が少ないのが現実のようだ。National Tertiary Education Unionの代表のJeannie Rea氏によればオーストラリアのアカデミックの職員の職場満足度は低い水準であるという。それを踏まえるとこの問題は一筋縄ではいかないように思われる。
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