受難の英大学生
英国政府の財政再建策の一部として、大学授業料の大幅な引き上げと増税が実施されれば、卒業生の多くは50代半ばまで借金を抱えることになるだろう、とINDIA edunews.netが伝えている。
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Salim Virji's photostream 英メディアMoney Mailの調査によると、45%という実効税率に低収入の大卒者は職業人生の大半を負債で苦しむことになり、彼らの子供世代の大学進学にも影響が懸念されるという。
大卒者に重くのしかかる負債
また、The NatWest Student Livingの行った試算では、大学生に必要になる費用として、年間学費9,000ポンドと生活費8,210ポンドで総額17,210ポンド。3年間だと51,000ポンド以上が必要になる。政府による貸し付けの上限は43,500ポンドになる見込みだとしているが、中間所得層以下では 利子総額が返済額をはるかに上回ることとなり、30年後、政府によって清算されるまで借金が膨れ上っていくのではと予想されている。
INDIA edunews.net
http://www.indiaedunews.net/International/British_graduates_to_remain_in_debt_till_mid-50s_12908/#1