ビザ発給問題
留学産業が大きな国益になっているオーストラリアでのビザ発給制限問題で新たな反論がでた。ニュースサイト
ABC Newsが報じている。
【image】gruntzooki‘s photostream1年で130,000人分減らす
Tony Abbott氏がオーストラリアのビザ発給数を1年で130,000人分減らすと宣言した。もちろん教育関係者が黙っているはずもなくすぐさま反論が起こった。
International Education Association of Australia (IEAA)の長であるStephen Connolly氏は世界的経済などでただでさえ留学生数が減っている中でさらに年130,000人分のビザを減らすことは的外れな政策だと批判している。
また、Stephen Connolly氏は昨年オーストラリア留学にきた学生の10%は、以前にもオーストラリア留学に来ていた学生たちで、その復学または再入学に対し、ビザ制限のため"残念だか国に帰ってくれ"などという仕打ちができるのか、と政府の対策に疑問を投げかけた。
Abbott氏は留学生たちがオーストラリアの多大な国益になることは重々承知の上での対策だとし、方針を変える考えはないとしている。
ABC News