留学生獲得のため
カレッジや大学は日々留学生獲得のために対策を講じている。そんな中でスポーツに目をつけた学校があるとニュースサイト
PressGazette.comが報じている。
【image】DeusXFlorida's photostream留学生が最初にアメリカに来る時は、英語を流暢に話すことができず、カフェテリアの注文やブックストアで教科書をどのように買えばよいのかわからないことも多い。
そのような場合を想定して、カレッジや大学はオリエンテーションと言った研修を開いて留学生に必要な知識や役立つ知識を伝える機会を設けている。学校によっては、留学生を夕食に招待し、積極的にコミュニケーションを取る場合もあるという。
スポーツも呼び込み材料に
St. Norbertカレッジでは新たにアメリカンフットボール、ホッケー野球などのスポーツに関するオリエンテーションを設けた。このオリエンテーションの目的は留学生たちにもスポーツ観戦を楽しんでもらおうと競技のルール説明などを受けられるそうだ。
留学ディレクターのJoe Tullbane氏はこのオリエンテーション
を取り入れた経緯をこう語った。
私たちは留学生ともっと一体となって学校行事を楽しみたいんです。留学生たちが競技のルールを覚えれば実際に観戦に来て楽しい時間を共有できるからです。私はこの取り組みが留学生の呼び込みにつながるとも考えています。
St. Norbertカレッジでは、現在フルタイムの留学生、ESL(英語集中授業)への留学生、交換留学生を募集中とのこと。留学生を内訳は中国からが最多で、カナダ、スウェーデン、ソマリア、ガーナ、セルビアなどからも来ているという。
留学生の受け入れのために学校もそれぞれ独自の特色を出そうとしている。学校を選ぶときに少し気に留めてみると、学校選びがさらに楽しくなるかもしれない。
Pressgazette.comSt. Norbertカレッジ