新たなプログラムの導入
ノーベル賞の受賞者根岸さんなどは若者の留学生の減少などを危惧していたが、中国、インドなどの国では毎年約10万の留学生が海外の大学の門戸をたたいている。留学生との結びつきの強い大学は新たなプログラムを提供し始めている。
【image】m00by's photostreamウィスコン州立大等ではアジア人の入学者が年々増加している。今年は中国、モンゴル、サウジ・アラビアといった国から215人の留学生が入学した。こうした留学生との結びつきが大学では留学生の母国の大学との関係を深め、dual degree programという新しい試みを始めようとしているという記事をニュースサイト
USA EDUCATION GUIDESが掲載している。
dual degree programとは
dual degree programは留学生に母国の大学とアメリカの大学の学位の両方を授与するというものだそうだ。
中国の留学コーディネーターのShu Cheng氏は以下のようにこのプログラムの利点を語った。
母国の中国の学位に加えアメリカの単位も取れるという事で学生達が就職に有利になる。アメリカの大学の学位はとても渇望されていて学生にとっても大きな強みになるはずだ。
こういった留学生の視点に立ったプログラムを開講して留学生の受け入れ数を増やす大学も増えている。留学の際、各学校の特色をつかんで自分にあった大学を選ぼう。
USA EDUCATION GUIDES