オーストラリア政府が留学生ビザの発給を制限する発表をしたが、それに伴って留学生ビザの発給をキャンセルしたり、永住権申請が却下される可能性があるとする記事が
ニュースサイトsify.newsに掲載された。
【image】Linh_rOm's photostreamインド人を含む何千人もの留学生がビザの取り消しの書類を無視して違法に滞在しようとしている。 オーストラリアのシドニー移民局によれば永住権目的で入国する移民は簡単には出国しないという。 しかし、インド人移民には素直に納得できない理由があるらしい。
取得費用と政府の態度
移民弁護士のDavid Bitel氏はそのような移民のことを次のように語っている。
彼らは永住権が取得できると2~3年にかけて数千ドル払っている。 彼らが怒っているのはオーストラリア政府が何万もの違法滞在者がいるという認識を示したことだ。
Bitel氏は10万に上る永住権目的で入国した学生は移民法の改正の影響で今後永住権をとることが難しくなるという。 オーストラリアの移民調査局によると今までで147,000もの永住権を取得した学生がいるが、そのなかでオーストラリアを離れてしまった者もいるという。
オーストラリアの移民調査局のMaureen Horder氏は以下のようにインド人移民の心境を語っている。
旧法のもとではゲストとして迎えてくれたが、新法になってバタンと扉を閉められたのかのようだ。 それは礼儀としてなっていないのではないのか。
インド人の言い分もわからないでもないが、いったん法律として変更してしまったものを簡単に変更することは出来まい。 今度どうなるのかオーストラリアの移民事情に注目だ。
sify.news