MBAランキング〜国際大学は世界で83位

MBA、それはMaster of Business Administrationの略称であり、米国において企業経営を科学的アプローチによって捉え、経営の近代化を進めるとの考え方のもとに、19世紀末に登場した高等教育コースである。もちろん、MacBook Airではない。

日本語では経営管理学修士だ。

（画像はイメージ）

英・エコノミスト誌グループ会社であるエコノミスト・インテリジェンス・ユニット社(EIU)が2010年度のMBAグローバルビジネススクールランキングを発表した。

この権威あるランキングで国際大学(IUJ)のMBAプログラム(国際経営学研究科)は、8年連続日本から唯一ランク入りを果たし、83位の評価を得た。また世界100位圏内にランクインしたアジア太平洋地域のスクール13校の中では、IUJは10位だった。

国際大学(International University of Japan; 略称IUJ)は、国際的に活躍する人材の育成を主目的に1982年に設立された。日本で最初の、全て英語による教育を基盤としたプロフェッショナルスクール大学院大学だ。

卒業生は「戦略的思考」「一般的なリーダーシップ」「複数の職能分野を超えて働く能力」の面で優れた指導が与えられることを望んでいる。

MBAレベル向上のためには、その分野での指導を向上させることが不可欠であり、また学生の卒業後のサポートも卒業生が望んでいることは間違いない。

日本企業においては、MBAを取得しても昇進や昇給面で有利になることは少ないといわれているが、日本がこれからも国際的に世界で活躍していくために、MBA取得可能なビジネススクールの増加を期待したい。




英『エコノミスト』誌によるMBAランキングで世界の83位に—国際大学MBAプログラムが8年連続グローバルランキングにランクイン