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20歳の誕生日が台無しに!! いまだに残る人種差別

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20歳の誕生日が台無しに!! いまだに残る人種差別

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20歳の誕生日が台無しに
一昔にはよく騒がれた人種差別問題だが、じっさいにそういった話が全くなくなったわけではないようだ。 ニュースサイト9NEWS.comがコロラド大学で起こった人種差別事件の記事を掲載している。

アメリカ

【image】thivierr's photostream

コロラド大学に通うナイジェリア人のOlubiyi Ogundipeさんは自らの20歳の誕生日を楽しく迎えられるはずだった。しかし、心のない輩のせいで記念の日が台無しになることとなった。

20歳の誕生日にOgundipeさんは友達とUniversity Hillのキャンパスを歩いていた。そこで、三人組の男が人種差別を指す言葉を叫びながら襲ってきたという。

実は初めてではない
Ogundipeさんによるとその事件が初めてではなく、以前にもたびたび似たような出来事があったという。地元警察によると三人組のうちの一人はJoseph CoyというLafayetteからきた22歳で「monkeys」やNワードと言われるような非人道的な言葉をはき捨てた上にOgundipeさんを殴り倒したという。

幸いCoyは現場付近で取り押さえられたものの、他の2人は依然として捕まっていないという。Ogundipeさんはこの事件で足首をねん挫し顔や体中にあざを作ってしまったそうだ。

事件後Ogundipeさんは心境を以下のように語った。
体に作った傷よりも、私の心に負った傷の方がさらに深刻です。過去の4年間もたびたび人種差別攻撃に悩まされて行きました。もはやこうした状況にはうんざりです。


また黒人のWael Khalifaさんも似たような経験に悩まされているという。Khalifaさんやその友達はたびたび人種差別攻撃の対象になるという。

Khalifaさんはよくあることの一つとして以下のような体験を語っています。
私たちはいつもよそ者扱いです。人種差別者は私たちの中からターゲットを見つけて喧嘩を仕掛けてきます。 そして少しでもけがをしたりするとさも自分たちが被害者のような顔をするのです。

コロラド大学のスポークスマンのBronson Hilliard氏は今回の事件が生徒の仕業ではないとしながら、誠に残念で許しがたいと遺憾の念を示している。

そして彼は以下のように留学生の置かれている状況を語った。
わがコロラド大学は大きな留学生コミュニティを持っていてる。そして留学生は喜んで招きいれられている。


しかし、Ogundipeさんは以前よりも状況は改善しているとしながらもまだ十分な解決に至っていないという。

人昔に比べると少なくなってきているものの、いまだに人種差別は残っているようだ。私の親戚の人も20数年前にアメリカで仕事をしていた時に戦争で息子を殺されたといって殴りかかってきた男性がいたそうだ。留学する際には少し気に留めておこう。

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