政府との見解の差異
カナダのニュースサイト
The Gatewayでカナダのアルバータ大学では留学生が現地のカナダ人の3倍以上の学費を払ってるという記事が紹介された。カナダの市民権、永住権を持っていない学生に課される税金が授業料に上乗せされるため、留学生は現地の学生よりも高い授業料を払わなければならない。
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epSos.de' photostreamアルバータ大学では学生会がアルバータ政府に授業料の規定に関する変更を働きかけているが、アルバータ政府はもはや変更することはないとしている。
ところが教育機関との見解の差異がある。Advanced Education and Technologyによると留学生が100%の差額(非カナダ市民、非永住権保持者にかかる税金)を払わなければいけないという法律は2003年に失効しているという。
アルバータ大学の副学長Gerry Kendal氏も以下のようにコメントしている。
Advanced Education and Technologyは法律自体がすでに効力のないものだと言っている。既にこれは教育機関が自由に選択できるものであるはずだ。
現地の学生との大きな差
現在留学生は$1,799.52を3単位のクラスに払っている。 現地のカナダ人は$517.68しか払っていない。 その差額は $1,281.84。 パーセントにすると247%の差になる。 これでは学生会も一言言いたくなる気持ちもわからないでもない。
学生会の副学長のAden Murphyさんは以下のように心境を吐露している。
留学生の授業料にかかる税金が下がる事を望みます。なぜならその税金が留学生に重い負担となってのしかかっているからです。
カナダのみでなくアメリカでもそうだが、市民権や永住権を持っていない学生は授業料に税金が上乗せされる。 それが高額であることもしばしばだ。
しかし、現地で経験できることのすべてはお金だけでは解決できないことの方が多い。 留学は高い授業料を払っても余りある貴重な経験が出来る場であることは間違いない。
The GatewayAdvanced Education and Technology