押尾学被告のギワク
押尾学被告にサッカー留学詐称疑惑がかかっていると14日のスポニチが報じた。以下に引用。
昨年10月の薬物事件の裁判で検察側は冒頭陳述で「東京都日野市出身、中学3年でブラジルへサッカー留学。ドイツ・ブレーメンの高校へ行ったものの、サッカーよりも音楽がやりたいと思い1年で中退。20歳で米軍キャンプでライブをした時にスカウトされた」と述べた。しかしこの経歴は押尾被告の言い分で作られたもの。スポニチ本紙の取材によるとデビューは18歳ごろで、日本テレビの短編ドラマ。当時の所属事務所関係者によると、出会いは「渋谷、青山かいわいの不良グループのリーダーの紹介」だったという。
(画像はイメージ)
ただ、学歴詐称疑惑は押尾被告だけに限ったわけではない。ここに今までに疑惑があがった人、詐称を認めた大物2人を紹介する。
学歴詐称の有名人
■野村沙知代氏
”アメリカ合衆国「コロンビア大学留学」と詐称した疑惑”
衆議院議員総選挙に立候補した際に、アメリカ合衆国「コロンビア大学留学」と詐称した学歴を選挙公報に掲載した疑惑により、公職選挙法違反で告発されたが、当時の留学生の記録等が残っていなかったため、嫌疑不十分で不起訴処分となった。
■小泉純一郎氏
”ロンドン大学政経学部に2年間留学したと詐称した疑惑”
ロンドン大学に政経学部は存在しない。また小泉は英語ができなかったためロンドン大学の試験に合格しなかった。実際には誰でも入れ、単位も認定されない外国人向けの講座に半年在籍していた。
学歴を詐称していたとしてもそれを認め、誠実にそれからの物事に対処していけば信頼を回復する事は可能だ。合成麻薬関連で実刑判決を受けた押尾学被告、彼も自分の過去に正直に向き合い、一歩ずつ誠実に信頼を取り戻す事はできるのだろうか。
“押尾学伝説”に偽りあり?経歴詐称の疑い
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2010/09/14/04.html