アメリカに来なければわからなかったことが多かった
オガサワラ サキさん(漢字非表記)はアメリカのDaily Nebraskanに取材を受けて実際にアメリカに留学しての感想を語った。 実際に留学している日本人の生の声が聞ける貴重なインタビューだ。
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オガサワラさんは、アメリカのリンカーンの大学一年生で英語と国際紛争について学んでいる。オガサワラさんは日本で通っていた大学の交換留学プログラムを通じてリンカーンに留学に来た。これはオガサワラさんの初めての海外経験で当初は大変緊張していたという。
Daily Nebraskanの取材内容
<記者>
「アメリカにきて生活面や勉強面で感じた違いは何でしたか?」
<オガサワラさん>
生活面については日本にいるときには自宅から学校に通っていて自炊することがなかったので、アメリカに来て自炊することがいい経験になっています。 それとアメリカの学生は日本の学生よりも自立していてたくましいと思います。
勉強面では教授と生徒の掛け合いがあることに大きな違いを感じました。 日本では主に教授は黒板を使ってレクチャーを書いてゆくだけですし、寝ている生徒、まじめに聞いている生徒、携帯電話をいじっている生徒などばらばらです。
<記者>
「アメリカに来る前にアメリカ人やアメリカ文化に偏見を持っていましたか?」
<オガサワラさん>
私が留学以前に持っていた偏見はアメリカ人は白人優勢の国で多種多様な人種がいるにもかかわらずアジア人には無関心ではないかというものでした。アジアの政治や社会にも興味がないものと思っていました。
<記者>
「それではアメリカ人が持っている日本人や日本文化に対する偏見はありましたか?」
<オガサワラさん>
ほとんどのアメリカ映画に出てくるアジア人は皆眼鏡を掛けていて、小柄で、首からカメラをぶら下げていますよね? それを見るとアメリカ人は日本人、韓国人、中国人の区別ができていないように感じますね。
<記者>
「最後になりますが、何が一番恋しいですか?」
<オガサワラさん>
両親や周りにいた友達ですね。 それとお寿司もです。
留学で実際に体験したことが日本で周りの人に聞いたことと違うことが多いようだ。 百聞は一見に如かずで本物のアメリカを知りたい人は実際に留学してみてはどうだろうか。
Daily Nebraskan