日本経済大学は、今年8月にリトアニア共和国のヴィタウタス・マグヌス大学(正式名称:Vytauto Didžiojo Universitetas(VMU))と、「学術交流協定」及び「学生派遣協定」を締結した。
学生の交換留学、教員の相互派遣などを推進
今回、ヴィタウタス・マグヌス大学とは、学生の交換留学、教員の相互派遣、学術共同プログラムの策定・推進、学術論文の共同出版といった包括的な協定を取り交わす。
それとともに、学生の交換留学の諸条件を定めた合意書を締結し、より具体性を持たせた交流を推進することを双方が確認し、合意した。
ヴィタウタス・マグナス大学は、1922年、リトアニア第2の都市カウナスに設立された、かつてのリトアニア公国の大公の名前を冠した国立の総合大学。
12の学部・アカデミーを擁し、学生数は、約8,000名。リトアニアで唯一となる、ハーバード大学を手本にしたリベラルアーツ教育プログラム実践校である。
1995年より、日本語及び日本文学の授業を開始。現在、同大学では、日本語教育の需要の増加に対応し、日本語は専攻の一つとして位置づけられ、意欲的な日本語専門家が育成されている。 (慶尾六郎)