日本経済大学(福岡県太宰府市)は、7月にロシア連邦 ウリヤノフスク州にあるウリヤノフスク国立大学(UlGU)と、学術交流協定を締結した。
教員や学生間の交流を促進
UlGUとの学術交流協定は、両大学による学生の交換留学、教員の相互派遣、学術共同プログラムの策定・推進、学術論文の共同出版などの連携促進を目的としている。
同学としては、初のロシア高等教育機関との協定となる。また、協定では、スポーツや文化面での交流も視野に入れ、教員及び学生間の交流を促進し多面的な協力関係を展開していく。
ウリヤノフスク国立大学は、1988年に設立されたモスクワ国立大学のウリヤノフスク・キャンパスとしてスタートした。
1995年に、モスクワ国立大学から独立して現在のウリヤノフスク国立大学となった。現在では、12の学部、83の学科を有し、約15,000名が学ぶウリヤノフスク州の基幹大学となっている。 (慶尾六郎)