『英会話スクールリンゲージ』などを運営する全研本社株式会社は、「新型コロナウイルス下における留学事情」についてのレポートを発表した。
「新型コロナウイルスにおける留学事情」に関するレポート:https://www.zenken.co.jp/news/2848
この夏から留学を開始する人も
新型コロナウイルスは、留学事情に多大な影響を及ぼしている。海外への渡航禁止や、入国措置の影響で、留学ができない、延期になっているという学生が多く存在する。
そのような状況の中で学生・大学は今どのような対応を行っているのだろうか。
レポートによると、高校卒業後、大学進学目的で留学しようとしている学生の場合、実際にはこの夏から留学を開始する人も出てきているという。
アメリカを例とすると、今までオンライン講義しか行っていなかった大学が、少人数の講義に限り対面を開始した。
大人数はオンライン、少人数はリアルというハイブリッド型のモデル。オンライン講義のみの場合、学生ビザが発行されず留学ができなかった状況が、対面が開始したことによってビザ発行が叶い、留学が可能となった。
また、イギリスにおいては日本からの入国について、14日間の渡航制限が7月に解除され、入国が容易となった。このような背景があり、今年の夏から留学を行う学生が出てきていると報告している。 (慶尾六郎)