国立大学法人千葉大学は、対日理解促進交流プログラム「カケハシ・プロジェクト」の平成29年度派遣校として採択され、3月18日から8日間、国際教養学部の学生14人(1年生7人、2年生7人)を派遣した。
外務省が推進する「対日理解促進交流プログラム」
「カケハシ・プロジェクト」とは日本政府(外務省)が推進する「対日理解促進交流プログラム」のうち北米地域を対象とした事業。
将来を担う人材を交流させることで対日理解の促進を図るほか、日本の外交姿勢や魅力等について参加者から積極的に発言してもらうことで、日本の対外発信力強化につなげること等を目的としている。
(外務省ウェブサイト
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/page25_000243.html )
千葉大学は国際教養学部から14名をカナダに派遣
国際教養学部は、平成28年度に創設された千葉大学で最も新しい学部。
文理混合の学際的な課題解決型教育を実践するほか、異文化との接触・国際的な学生間の協働を通して国際理解と日本理解の双方を備えた人材を育成することを目的に、卒業までに少なくとも1回の留学を必須としている。
今回は学部1~2年次に在学する学生175名のうち48名から応募があり、英語力やコミュニケーション能力、対外発信力等の観点から14名を選考した。
派遣に先立ち、カナダから学生20名を受入れ
今回の学生派遣に先立ち、カナダのオタワ大学とカールトン大学から計20名が12月に約1週間日本に滞在した際には千葉大学も訪問し、特別講義の受講や日本文化体験などのほか、今回カナダに派遣される学生らとも交流し親睦を深めた。(慶尾六郎)
帰国後、報告会を開催予定
国際教養学部では、学部内で自分たちの留学経験を共有するため留学経験者による留学報告会を企画しており、本プログラム参加者も報告を行う予定です。
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