注目の高まる「インド」
2025年には、中国を抜き人口が世界最大となることが予想されている、「インド」。
経済の成長も著しく、そのGDPは、2015年には日本、2040年にはアメリカを抜く可能性もあるという。
そうしたインドの成長を見込み、デリー大学のヒンディー語科に、韓国人留学生が増えているそうだ。
韓国人留学生は、単に「ヒンディー語」を習得するだけでなく、「MBA」のような専門コースを専攻することも多いという。
では、そんな「インド留学」は、いったいどのようなものなのだろうか。
「インド留学」について
「インド留学」といっても、「ヒンディー語」を習得する必要があるのかというと、そうではない。
インドでは、ビジネスで英語が使われており、大学でも一般的に授業や試験は英語で行われるそうだ。
学士過程は、学科の科目を選択するオナーズコースと、学際的に幅広い分野を学ぶパスコースに分かれ、どちらも卒業までの機関は3年間となる。
博士課程前期(Master=修士課程)、博士課程中期(M.Phil=Master of Philosophy)、博士課程後期(博士課程=Ph.D)などにも入学は可能だが、学びたい分野やこれまでの経歴などにより、自分にあった過程を選ぶ必要があるだろう。
費用について
学費は、安いところは年間で文系約1200ドル、理系約1700ドルなどから、高いところは約4000ドルと日本の専門学校なみの料金をとるところもあるようなので、こちらも事前に確認することが必要だ。
それに加えて、約400ドルの外国人登録料なども支払うことになるが、欧米の大学へ留学することを考えれば、かなり“お得”な値段であることは間違いないだろう。
生活費も、平均は月1万円と破格の安さであることも魅力的だ。
受験について
受験の際に必要なのは、実は「最終学歴の英文成績証明書」のみで試験もないため、大学入学は割と簡単にできてしまうのだとか。
しかし、気をつけなくては行けないのが「合否の確認」。
なんと、驚いたことに、インドの大学は合格通知を送らないそうで、願書を送った後は自分で大学に個別に問い合わせを行い、結果を確かめる必要があるという。
インド留学で、ひと味違う留学を
インドの在留邦人数は、2012年8月現在で約4000人と、まだまだ日本人の数は少ない。
だが、だからこそ、国際力を身につける機会も多いだろうし、学部の勉強や語学の習得に集中できるのも事実だ。
留学をお考えの方は、ぜひ「インド留学」を選択肢のひとつに加えてみてはいかがだろうか?
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