受験生、追い込みの時期に
学生たちはみんな、夏休みを満喫しているのかと思ったら大間違い。
受験生にとっては、追い込みの時期、「佳境」に入ったところなのだ。
ここでどれだけ頑張るかによって、志望校へ入れるかどうかが変わってくるといっても過言ではない。
国際・国際関係系統への志願者急増
ところで、今はどんな大学に人気が集まっているのだろうか。
旺文社が5月に発表した『2012年国公立大入試 志願者動向分析』によると、昨年を100とした場合、国際・国際関係系統への志望が135と志願者が急増している。
東京外国語大学が国際社会学部を創設したことで人気が出たことなども一因だが、グローバル化を背景に学生たちも英語を含め国際力を身につけることに危機感を抱いていることが予想できる。
資格系が人気
国際・国際関係の後には、薬学系統111、医学系統106、歯学系統105、農・水・獣医系統104など、家政・生活系(栄養関係も含む)107を除いて理科系が続いた。
特に、こうした学部は女性に人気が高いそうで、就職にも有利で女性であることがマイナスとならない資格系を志願する人が増えているそうだ。
日々の積み重ねで英語力をアップ
志望校に受からなくても、まだ手遅れではない。
学部が違えど、自身で英語力を伸ばしたり資格をとることで、就職に有利につながるということもあるだろう。
大切なのは、日々の積み重ねである。
学生時代の思い出作りも大切かもしれないが、学業にもしっかりと精を出し、今後の人生設計の土台をしっかり築き上げよう。
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http://eic.obunsha.co.jp/analysis/201204/html/1