「トモダチ・イニシアチブ」留学プログラム開始
米国政府などの主催で、東日本大震災で被災した若者に希望を与えて被災地の復興へ貢献するための事業「トモダチ・イニシアチブ」。
これまでにも、被災地でNBA選手がバスケット教室を開催したり、被災地の起業家に、米投資家へプレゼンテーションする機会を提供したりしてきた。
被災高校生300人に英語や文化を学んでもらうための留学支援活動は、そんな「トモダチ・イニシアチブ」の活動のひとつで、東京米国大使館とソフトバンクなどが実施したもの。
このプログラムを通じて、なんと300人もの東北地方の高校生がアメリカに渡り、7月24日、名門大学カリフォルニア大バークリー校での短期留学プログラムがついにスタートした。
充実した留学内容
プログラムは8月10日までの約2週間で、英語の勉強だけではなく、現地日系人や起業を目指している若者との交流会なども設けられているという。
また、グループワークとして、バークリー市の抱える課題とその解決策を考え、プレゼンテーションをする場もあるという。
さらに、グループワークで学んだことを通じて、どうすれば自分たちが住む地域がより良くなるかについて行動計画をまとめるという。
このプログラムを通じてたくさんのことを学んだ若者が、これからの日本の未来を担うグローバル人材となることを期待したい。
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http://sankei.jp.msn.com/life/news/120725/edc12072514470001-n1.htm