野村HD、条件は語学力と専門性の高さ
証券最大手の野村ホールディングスが、来年春に入社する一部社員の初任給を54万2000円とするとし、就職難のこのご時世に、破格の待遇に注目が集まっている。
この高額初任給の対象とされるのは、投資銀行業務や市場取引、IT関連などに関わるグローバル型社員約40人だ。来年度から導入される新たな採用枠は、賞与を合わせれば大企業管理職並みともいわれる。また、野村HDでは初任給が20万円(基本給)の社員も約560人採用するとのこと。
グローバル型社員は高い専門性と語学力が求められており、英語能力試験
「TOEIC」860点以上が条件という。
「(グローバル型社員は)業績への期待も大きく、それに応じた報酬体系をとっている」(広報部)と説明している。
野村ホールディングス
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