国際バカロレア資格とは
みなさんは、「国際バカロレア資格(IB Diproma)」をご存知だろうか?
これは、ジュネーブに本部を置く教育団体「国際バカロレア機構(IBO)」が提供している2年間のディプロマコース。
対象は16歳から19歳の学生で、コース修了時に卒業試験に合格すれば資格を取得でき、日本を含む世界125か国以上の大学が入学資格として認めている世界共通のアカデミック資格だ。
「国際バカロレア資格」、日本での受講・受験可能に?
そんな「国際バカロレア資格」について、米ハーバード大など海外の有力大学も大学入学資格として採用しているため、近年留学の重要性が増すなか日本人学生からの関心が高まっていた。
そこへ6月19日、そんな日本人学生のために、「国際バカロレア資格」を得られる授業や試験が日本語で受講・受験可能になるという嬉しい見通しが届いたのだ。
SankeiBizの記事によると、文科省は日本語での授業が中心となる国際バカロレア資格認定高校の認定校を増やし、海外留学を促進させ、グローバル人材の育成につなげるねらいだという。
すでに認定されている言語も
現在、認定高校は日本に5校だけで、いずれも英語での授業が中心となっている。
海外ではすでに、「フランス語やスペイン語」が認定されているほか、一部の科目のみではあるが「ドイツ語と中国語」も認定されている。
日本語はドイツ語や中国語と同様に数科目に限定されると予想されているが、この案が認められることで、海外の有名大学への門戸が広がりそうである。
株式会社 海外教育研究所
http://www.kaigaikyoiku.jp/purpose/ib.htmlSankeiBiz:日本語で国際バカロレア資格狙う
http://www.sankeibiz.jp/econome/news/120619/